pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ(仮)

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年3月17日オープン戦第5節振り返り

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広島レッドリーブス

ホームのマツダスタジアムに戻っての2連戦初戦は、同じマーメイド・リーグに所属する熊本シルフィード戦。
先発を務めた13年目のベテラン・馴馬は2018年横浜時代以来となるシーズン未勝利に終わり、今季は巻き返しを図る年。初回、2回と丁寧に打たせて取るピッチングでリズムを作ると、2回裏の攻撃でこの日8番スタメンの新加入・雅楽川が押し出し四球を選んで1点を先制します。
追加点を奪いたい打線は4回に無死満塁のチャンスを作ると、再び雅楽川が今度は2点タイムリーヒットを放ってアピール。この会はさらに加藤にも適時打が飛び出し、リードを4点に広げます。
6回には澤野にもタイムリーヒットが飛び出し、5点目を入れた広島。8回から登板したアイシャが3失点を喫しながらなんとか逃げ切り、連敗を止めてオープン戦2勝目を挙げました。

3月17日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

馴馬龍子:7回4奪三振1安打無失点の好投で勝利投手に
先述の通り、昨季は先発ローテーションを担いながら不振に苦しみ、まさかの未勝利。今季は捲土重来を期するシーズンとなりますが、満額回答の結果を出してくれました。
先発ローテーションは陣容からして動かす余地は少ないのですが(PGBにおいては普通ですけど)、一通り先発候補を登板させてルーキーの竹中に不安要素が目立った以外は結果を出してくれたのがシーズンに向けてのポジティブな内容。救援陣の調整遅れが拭えない中、先発だけでも機能してくれるとシーズンを楽に戦えそうです。

雅楽川摩耶:3打数1安打1四球3打点の活躍で勝利に大きく貢献
新加入の雅楽川はここまで8打席6打数無安打と苦しんでいましたが、今日は第1打席に押し出し四球を選び、第2打席はレフトへの2点タイムリーヒットと、持ち前の巧打を遺憾なく発揮してくれました。
雅楽川がメインポジションとするファーストは銀が好調ですが、活躍して結果を残してくれる選手はいくらいてもいいですからね。オプションとして外野手(左翼手)もありますし、こういう立ち位置の選手が突き上げることでチームが活性化されればと思います。



うちの子の成績

上野まなみ:8番・捕手でスタメン、6回に守備交代。2打数1安打1三振

この日は札幌創設メンバーのベテラン・唐澤とバッテリーを組んだ上野。打撃では2打席目に得点圏で回って来て安打を放ち、守っては守備の5イニングで1失点。まずまずの内容だったのではないでしょうか。

永井愛梨:先発で6回6奪三振5安打2失点。勝ち負けつかず

永井の今季初先発はリーグでも対戦する札幌ホワイトエンジェルスが相手。5回に自豆んの失策から2本の長打を浴びて2失点したのはいただけないですが、それ以外は概ね好投と言えるピッチングをしてくれたのではないでしょうか。
横浜先発陣は八名瀬と秋田が2枚看板で、そのあとの概ね3枠を永井や柳沼、新加入のルーキー広瀬とFA移籍の村坂で争う形になるのだと思いますが、まずは一歩リードか。

稲垣夏希:7番・指名打者でスタメン、8回に代打を出され交代。2打数無安打1四球

この日の稲垣はヒットこそ出なかったものの、第1打席はのちの先制に結び付く四球。2打席目は相手先発・長崎のコースギリギリのスローカーブを引っ張ってファースト並中の失策を誘い、3打席目も守備の名手・小師のファインプレーに阻まれたものの、リリーフした川村のコースいっぱいとなる高速スライダーを捉えました。コンタクト能力はプロでも発揮出来つつあるだけに、あとは結果を追い求めるのみ。

澤野優希:1番・右翼手でスタメン。4打数2安打1打点1盗塁

スタメンを組むにあたって打席などを考慮しつつ、迷ったので今日はこの澤野を1番起用したのですが、それに応えるちゃんとした活躍をしてくれました。打線において澤野に求めるのはチャンスメイクの側ですが、今日はポイントゲッターとしても機能してくれたので、いい意味での意外性を発揮してくれましたね。

櫻井茉央:登板なし

水野遥奈:登板なし

大下彩希:6番・一塁手でスタメン、6回に代打で交代。2打数無安打

大下は2年目のジンクスか、現状かなり苦しんでいます。今日は第1打席で相手先発の大阪・小動の完璧なコースに投じられたスライダーをセンターへ弾き返すなど、キッカケがないわけではないと思うのですが…………。レギュラーを争うライバルに勝つためにも、まずはオープン戦の残り2戦が大事。

野村友梨奈:1番・右翼手でスタメン。4打数1安打

今日の野村は可もなく不可もなく。第3打席は甘めに来た球をしっかり流し打ちして安打にしていますし、順調に調整は出来ているでしょう。

大野クリスティーナ:登板なし


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