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広島レッドリーブス
オープン戦ではホーム最終戦となる、福岡クローネ戦。
先発の竹中はオープン戦初戦では札幌ホワイトエンジェルスを相手に5回4失点と結果を残せず悔しいマウンドとなりましたが、この日は粘りのピッチング。4回にアリシアへ先制の2ランホームランを被弾、7回には松波にタイムリーヒットを浴びましたが、7回3失点と試合を作るピッチングを展開してくれました。
打線は福岡先発の大代を打ち崩せませんでしたが、7回にスイッチした野留加から代打の地下がソロホームランを放って反撃。8回には相手失策と中桐の安打で1死1・3塁のチャンスを作り、加藤のスクイズとマリオのタイムリーヒットで同点に追いつくことに成功しました。
9回は広島のクローザー候補ルクレツィアが三者凡退に切って取りサヨナラへの機運を高めますが、裏の攻撃で辻堂を打ち崩せずゲームセット。勝ち切ることは出来ませんでしたが、収穫の多い引き分けとなりました。
3月20日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ
地下知佳：反撃のキッカケを作る代打ソロ本塁打
打線全体では福岡・大代の好投に沈黙させられましたが、それだけに地下がソロホームランを放って試合の雰囲気を変えたのは高評価。これぞベテランの仕事です。
地下はここまでオープン戦では14打数2安打とバットが湿っていましたが、ホームランをキッカケに調子を上げていって欲しいところです。
うちの子の成績
上野まなみ：8回に守備から途中出場、打席には立たず
札幌の捕手運営は今季も当銘との2枚看板なんでしょうが、なんか上野がスタメンの時は早々に代えられて、当銘がスタメンの時は交代のタイミング遅くない…………？
まあ現状打撃でリードしているのは上野のほうなのでいいか。守備の2イニングは晋京と釜石を好リードして無失点に抑えたのでOKです。
永井愛梨：登板なし
稲垣夏希：8回に代打から途中出場、代走を送られ交代。1打数無安打
結果としてはライトの失策です。ライトうちの子の野村やんけぇ！( ﾟДﾟ)
外野手の失策なのでフライかライナーが野村の守備範囲に飛んだけど後逸したと言う解釈で合っているはずなので、まあコンタクト自体はこれまでもですけどずっと出来ていると思います。あとは野手の間に落とすバットコントロール。
澤野優希：6番・右翼手でスタメン。3打数無安打1三振1併殺1四球
打撃成績は良くないんですけど、四球を1個選んで出塁しているのでまあいいでしょう。併殺もヒットエンドラン指示なので、飛んだところが悪かったんだと思う。ただ7回の失策が失点に結びついているのでそこは反省点。
…………いやしかし稲垣のライトフライを野村がエラーし、澤野がエラーした打球を放ったのはこれまたうちの子の大下。ナニヤッテンノ？？？
櫻井茉央：登板なし
水野遥奈：登板なし
大下彩希：7回に代打で出場、代走を送られ交代。1打数無安打
上述の通りライトフライの澤野エラーで、書けることが稲垣とモロ被りです。こんなことある？？？
ただ澤野は成績自体は出しているので笑い話で済むけど、大下のこれはちょっと考え物。危機感が募るばかり…………。
野村友梨奈：1番・右翼手でスタメン。4打数1安打1三振1四球
打撃成績は可もなく不可もなくですが、盗塁は2回失敗。上述のように失策も記録したので(これが同点に追いつかれるきっかけになっている)、状態は良くなかったです。膝を痛めた影響かな…………。
大野クリスティーナ：先発で4回3奪三振2安打4四死球5失点。勝ち負けつかず
額面だけ見たら「あかんやん」なんですけど、失点したイニングは初回だけ。それも本来ならセンターフライとサードゴロで終わるはずがエラーとフィルダースチョイスで無死1・3塁になったので、これはさすがに大野の責任ではないです。盗塁を許した後四球で塁を埋め、もう1回フィルダースチョイスを食らって先制点を許し、甘い球を長打されたりもしましたが、さすがにこれは守備がアレすぎて大野がリズムを崩されている、と言う表現になります。そこをカバーする力量が本来投手に求められるんですが、それが出来るならずっと前からエース張ってますよね。「目指す」と「今その能力があるか」は別問題なので…………。
実際に2回以降は1イニングずつ四球・死球・四球のランナーを出したものの無失点に抑えたので、評価としては情状酌量が欲しいところ。まあ制球が定まっていないのはダメなんですけどね。
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