pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ(仮)

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年4月21日レギュラーシーズン第7節振り返り

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広島レッドリーブス

前期交流戦に突入する第7節は、敵地の明治神宮野球場で東京フレイズとの対戦。
連敗を止めたい広島は初回、2死からベイカーが死球で出塁すると、開幕から絶好調の4番地下がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットを放って幸先よく先制。
しかしこの日も先発がピリッとしません。この日マウンドを託されたベテランの馴馬は、2死から自らの失策で許したランナーを下島にタイムリーツーベースヒットで返されて同点を許すと、2回には碓氷、草薙に連続被弾。主導権を手放す苦しい試合を今日も強いられます。それでも広島は波に乗る地下が奮起。4回、6回と2打席連続本塁打を放ち、ひとりで窮地を救う同点劇を見せました。
しかし6回に落とし穴。2死から四球を許した後、丸山に勝ち越しの2ランホームランを浴びてしまい、追い上げムードに水を差す展開に。打線は終盤ランナーを出しながらホームが遠く、反対に8回には2番手の関がランスにタイムリーツーベースヒットを打たれてトドメを刺された広島は、あえなく5連敗を喫しました。

4月21日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

地下知佳③:ひとりでチーム総得点を挙げ、2打席連続本塁打と気を吐く
今日は「地下以外に誰がおんねん」レベルです。おみそれしました。
地下のPLであるくるつきさんとはちょいちょいX(Twitter)のスペースでお話をしているんですが、地下はベテランなのもあって「世代交代も見据えて」みたいなことは話していました。しかし蓋を開けてみれば、現時点では規定打席にはまだ届いていませんがリーグトップタイの4本塁打。打率は驚異の.619をマークしているわけですから、「凄い」としか言いようがないですね。

総評・雑感

まあ5連敗の原因は投手陣にあることは火を見るより明らかなんですが、PGBにおいては球団運営の仕事はオーダーを出して作戦を指示するまで。あとの結果は選手自身(よりメタに言えばExcel試合シートの乱数次第)なので、どれだけ策を弄してもホームランを打たれれば、三振に打ち取られればどうしようもないんですよね。
筆者自身が昨年5月にメンタルを大きく崩してからここ1年どうも戻らない中、PGBにおいてメンタルブレイクの気配が少なくとも(自分では)「全然ないな」と思うのは、打線は好調だから。ここ3年ずっとそうだった「打てない守れない」では野球にならないわけですが、片方の打線はむしろリーグトップレベルですからね。まだこれならNPBで例えるなら2014年の東京ヤクルトスワローズみたいで楽しみはあります。



うちの子の成績

上野まなみ:9番・捕手でスタメン。3打数無安打1三振

未だに初日が出ません。。13打席連続ノーヒットは厳しい。
守備面では今季初の盗塁阻止があって、札幌は敗れたもののロースコアに持ち込んでいるので、頑張ったほうだとは思いますけどね。

永井愛梨:先発で5.2回3奪三振6安打1本塁打3四球2失点。敗戦投手を記録

制球がまとまらなかったろうことは3四球で想像できますが、6回途中2失点はまあまとめたほうなのであまり強くは言えない。ただ今日は相手先発の大阪・今村がよかったですね。

稲垣夏希:5番・指名選手でスタメン。4打数1安打1三振

プロ入り後初のクリーンナップでしたが、今日に限って言えば上述した4番の銀が凄すぎたのでさすがにかすみますね。1安打は記録しているのでいいでしょう。

澤野優希:1番・右翼手でスタメン。5打数2安打

澤野に関してはマルチヒットを記録したのでよかったと思いますよ。
少し趣旨からは外れますが、広島打線の組み方については絶えず試行錯誤しています。澤野は7試合を終えて.379と調子がいいので今は1番に据えていますが、まだ四球を選んではいないのでそこが不安と言えば不安。ただ「鉄は熱いうちに打て」ともいいますし、絶好調の地下と2人を組み合わせて今は構築しないといけないんだろうなとは思います。好調とは言い草、ベイカーとマリオが今は少し調子が下がり気味なので、色々選手を試しながら出来ることをやらないといけないんだろうな、とは。

櫻井茉央:登板なし

水野遥奈:登板なし

大下彩希:8回に守備から途中出場。1打数無安打

せっかく前の試合で2打席連続本塁打を打ったのに、Normalのシュートを併殺だとは、うごご…………。まあホームランを狙って大振りになるとダメになる、と言う典型例ですね。分かる分かる。

野村友梨奈:1番・右翼手でスタメン。4打数2安打1盗塁

マルチヒットに今季初盗塁を決め、盗塁に関しては得点に結びついたので勝利には貢献したんじゃないでしょうか。今日も今日とて併殺打は叩いているんですが(シーズン28.6個ペースです…………)*1、得点圏にランナーがいる場面ではなかったので、もう今日はいいんじゃないかな…………。
創作としてのロールプレイングをするなら、野村は昨年シーズン中に膝を痛めた設定があるので、足が遅くなったりスイング中に踏ん張りが利かなくなったり、あとはなまじコンタクト能力に優れている分手首をこねてしまってお誂え向きのゴロを打ってしまったりするんだと思います。野村の場合は「三振する勇気を持てるか」が課題かも。

大野クリスティーナ:登板なし




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*1:PGBの併殺シーズン記録は2020年の広島・藤瀬の12個。いやこっちもうちの子やないかい