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広島レッドリーブス
連敗を止めたい広島は先発ローテーションが一巡し、開幕投手を務めた小野が今季初勝利を賭けて先発。しかし初回にいきなり左田のタイムリーヒットで先制点を奪われると、3回には忍者ハットリのスクイズ内野安打で2点目を許す、苦しい立ち上がりとなってしまいます。
打線は4回にこの日4番スタメンのベテラン地下がソロホームランを放って反撃を開始。5回には2死満塁から稲垣が押し出し死球を受け、同点に追いつきます。
しかしその裏に小野が崩れ、1死2・3塁のピンチで神宮に勝ち越しタイムリーヒットを許すと、暴投と円谷のタイムリーヒットで3失点。小野は5回5失点と振るわず、今季初勝利はなりません。
反撃したい打線でしたが6回以降は四球1個に抑えられ、9回に途中出場の石渡がプロ初ホームランを放つものの試合をひっくり返すことは出来ず。敵地で力負けを喫し、4連敗となってしまいました。
4月17日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ
地下知佳②：反撃のソロホームランを含む2安打1打点
負け試合では投手は選び辛くて(現にレギュラーシーズン6試合で投手選手はゼロ)、じゃあ打線で誰を選ぶ？ となると地下でさほど迷いませんでした。打点は上述したように稲垣と石渡のルーキーコンビも挙げていますが、9回のホームランはともかく押し出し死球ではなぁ…………。
総評・雑感
小野は昨季5勝を挙げたエースですが、今季ここまでの2登板は「らしからぬ」ですよね。ここまで打ち込まれていい投手ではないのでどうしたものか。とは言え、祈るしか術はないんですけど…………。打線はちょっと落ち着いて来たかも知れないので、ここも踏ん張りどころかも。
「歯車が噛み合わない」と言う表現がありますけど、でもここ3年を見れば「回ってはいる」んですよ。2021年からの3年間は歯車がそもそも回っていなかったので。その「噛み合わせ」をどうするかはこの先考えないといけません。
うちの子の成績
上野まなみ：7回に代走から出場。1打数無安打1三振
代走からの出場で「！？」とはなりますけど、笑いどころはそこだけ。打席では三振、リード面では5失点で傷口を広げたので、いいところなしです。打たれた晋京がどこまで上野のリードを聞いてくれるのかと言うロールプレイングもあるっちゃあるんですけどね…………(あまり言っていい話ではない)。
永井愛梨：登板なし
稲垣夏希：5番・指名打者でスタメン。2打数2安打1四球1死球1打点
なんと全打席出塁です。えらい。
上述の通り打点は押し出し死球なので評価は難しいですが、初のクリーンナップトリオでここまでやってくれるなら、もっと上を任せてもいいかも知れない。
澤野優希：1番・三塁手でスタメン、7回に代打を送られ交代。2打席無安打1死球
打撃では1死球とはいえ出塁したのでいいとは思うんです。今日の問題は守備で、商法を見返すと「澤野前ヒット」が多いので頭を抱えましたよね。。
とは言え今季の澤野はライトがメインでサードの適性は高くなく、それを覚悟してはいたので仕方ないと言えばそうなんです。でも非力でバントありきの忍者ハットリに、2打席連続でサード内野安打を許しちゃいかんでしょ。
櫻井茉央：登板なし
水野遥奈：10回に登板、1回3奪三振無失点でセーブを記録
今日の今季3セーブ目でPGB史上4人目となる通算50セーブを達成しました！ おめでとうございますありがとうございます。
投球内容自体はいわゆる「ア全三」です。言うことなし。
通算50セーブはこれまで長峰葵、御剣龍奈、そしてチームの先輩川澄あかりの3人しか達成していない記録。そこに水野が比肩したこととなります。ここまで来たんですねぇ。
大下彩希：9番・捕手でスタメン、8回に守備交代。3打数2安打2本塁打3打点
「ヒットは出ているからあとは長打だなぁ」と言ってたら2打席連続本塁打を打ってくれました。満額回答です。チームも勝ったし言うことないです…………が、ヒロインは勝利投手の大代と逆転タイムリーの芹野でした。まあそんなもんです。
野村友梨奈：1番・右翼手でスタメン。4打数1安打1四球
5打席2出塁なので可もなく不可もなく。得点に絡んでもいないので、今日は影が薄かったですね。
大野クリスティーナ：7回に救援登板。1回5安打3本塁打4失点で勝ち負けつかず
1イニングで3被本塁打はアカンすよ！
打たれた3本塁打のうち、上述の大下は打撃好調だからまあ。ライオネスは反対に不調だったのでまずい。アリシアには貫禄負けでしょうね。当然良くはないんですが、これが大野と言えば大野です。
前々からシーズンオフの野手転向を考えているんですが(言うのは今初めて言った)、これを見せられると考えちゃいますよねぇ…………。
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