pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ(仮)

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年3月13日オープン戦第4節振り返り

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広島レッドリーブス

連敗を避けたいオープン戦4試合目は、ビジターの京セラドーム大阪での大阪ナイトブレイカーズ戦。
先発を託された3年目左腕の大葉は森、国崩と強打者2人に一発を浴びながら辛抱強く投げ抜いて、終わって見れば6回を投げ切って2失点に抑える粘りを見せてくれました。
打線は大阪先発の守藤を相手にランナーを出しながら攻めきれない場面が続きましたが、5回にようやく捉えます。先頭稲垣の二塁打で口火を切ると、1死満塁のチャンスから涼宮の内野安打、冒頭、そして銀の適時二塁打で4点を奪って逆転に成功。6回にも得点圏の場面でルーキーマリオがタイムリーヒットを放ち、リードを3点に広げます。
しかし8回に落とし穴。3番手で登板した小椋が国崩にこの日2本目となる3ランホームランを浴びて同点に追いつかれると、急遽リリーフした4番手の日向も濱口にソロホームランを打たれて逆転を許してしまいました。9回は大阪の守護神・水野を攻めるもあと1本が出ず、後味の悪い逆転負けで連敗を喫してしまいました。

3月13日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

加藤奈三:2安打3盗塁でリードオフマンの役割を全う
この日は9番・二塁手でスタメン起用した加藤は、5回の第2打席でチャンスを広げる単打を放った後すかさず盗塁。これが5回の4得点に結びつきます。6回の第3打席もヒットの後盗塁に成功し、直後にマリオのタイムリーヒットで生還。8回の第4打席も四球を選んで盗塁を決め、これ以上ない活躍を見せてくれました。惜しむらくはこの8回、加藤は三塁まで進塁しながらタッチアップに失敗。ここで追加点を奪えなかったことが逆転負けに繋がってしまいましたが、こればかりはファインプレーからの本塁封殺を演じた稲瀬を褒めるしかない。加藤で刺されたなら、他の広島の選手ではそもそもチャンスもなかったんだろうと思います。



うちの子の成績

上野まなみ:8回に守備から途中出場。1打数無安打1三振

前節は上野だけしか活躍出来なかったうちの子軍ですが、今日は上野に関してはその揺り戻しが来たみたい。8回の打席は2死2・3塁のチャンスでしたが三振を喫し、守備でもキャッチャー内野安打を許すなど、精彩を欠いた印象があります。

永井愛梨:登板なし

稲垣夏希:8番・指名打者でスタメン、7回に代打を出され交代。3打数1安打1三振

稲垣は現状もこれからも打撃一本槍になる選手ですが、それだけにバットでアピールしなければ生き残れない。そんな中で上述しましたが長打が出たのは、運営としてもPLとしてもすごく嬉しい結果です。あとはコンスタントに結果を出せるかどうかですね。

澤野優希:7回に守備から途中出場。1打数1安打

今日は無難に活躍してくれました。まあ1安打はうちの子水野からなので無条件には喜べませんが、でも水野は一線級の投手なので澤野からしたら自信にはなるでしょう。

櫻井茉央:6回に救援登板。0.1回2安打1四球1失点

いやぁ…………プロって厳しいねぇ。
先頭の熊本・並中へは失投をライトスタンドへ運ばれ、その後もヒット→盗塁→犠打→四球。犠打は「もらったアウト」と一般的に言われるので、自力で取ったアウトはこの日ありません。救援した手銭梓に感謝しなければいけませんし、学ぶことばかりですね。創作のしがいはあるけど、さてその創作はいつ出来るか…………。

水野遥奈:9回に救援登板。1回2奪三振2安打でセーブを記録

前回はあわや救援失敗かと思わせる打たれっぷりでしたが、この日はクリーンナップで強打者と言える広島の地下・銀を空振り三振に切って取ったあと、上述した澤野とルーキー石渡に連打を許してピンチを迎え、しかし最後は中桐をレフトフライに打ち取ってゲームセット。
こんな抑えがいたらたまったものではないですが、でも抑えるんだからずっと守護神を任せてもらえるんですよね。。

大下彩希:7回に代打から途中出場、8回に守備で途中交代。2打数無安打1三振

この日もスタメンではなかったので特に……とは思いますが、特にチャンスで迎えた8回の第2打席で結果を出せないもどかしさは本人が一番感じていることでしょう。レフトフライと外野まで飛ばせてはいるので、ね。

野村友梨奈:7回に代打から途中出場。2打数1安打

野村は多分「確約」されている立場だと思うので、自分のペースで調整出来ているんでしょう。7回の第1打席は札幌・ヨナスのチェンジアップを痛烈に流してサードリッサネンのファンブルを誘い、9回の第2打席はストレートをコンタクトしてキャッチャーへの内野安打。2打席とも得点を記録しており、結果はしっかり出すのだから大したものです。

大野クリスティーナ:8回に救援登板。1回1奪三振1安打無失点

今日はヒットを許したものの、無難に1回無失点。前回の登板も決して悪いわけではなかったし、今季はある程度やってくれるかなと思い始めています。
オープン戦は救援登板2試合で東京の投手陣がカツカツなのを考えたら、今季は救援がメインになるのかも知れません。でもそちらのほうが大野としては短いイニングを全力集中出来そうだから、よさそうなのかな?



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