2024年4月3日レギュラーシーズン第2節振り返り - pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ(仮)

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広島レッドリーブス

開幕戦をサヨナラ負けで落とした広島は、横浜との開幕カード第2戦の先発にベテランの馴馬を起用。
打線は初回にいきなり横浜先発の永井を攻め立て、1死から死球で出たランナーを銀・ベイカーの長短打で返して2点を先制。この回はさらにシーズン初スタメンの中桐にも2点タイムリーヒットが飛び出し、いきなり4点を挙げました。打線は2回にもマリオのタイムリーヒットで1点を追加し、試合を優位に進めます。
先発の馴馬は3回にヒット4本を集中され2点を失いますが、その後はランナーを出しても粘りのピッチングで横浜の反撃を封じます。
打線は6回に加藤のスクイズとマリオのこの日2本目となるタイムリーヒット、そしてベイカーにもタイムリーヒットが出て4得点。7回にも加藤の2個目となるスクイズでトドメの1点を追加し、10-2と大量リード。投手陣も馴馬の後は七川、七海と無失点で繋ぎ、大勝で今季初勝利を挙げました。

4月3日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

中桐漣①：5打数2安打2打点、初回追撃のタイムリーで勝利に貢献
この日スタメン出場の中桐はここ2年思うような成績を出せなかったものの、ポテンシャルはある選手。ただ運営として「相手先発の左右を読んでスタメンを組む」ことが自分に出来ない中で、「中桐の苦手な左投手が来たらどうしようかな…………」と思っての2戦目起用でしたが、(うちの子なので後述しますが)右投手の永井が来てくれたことがひとつ中桐にとっての幸運だったかなと。
中桐が初回に放ったタイムリーヒットは試合全体で見ればリードを保つための得点だったので、後述のマリオとともにいいところで打ってくれたと思います。この調子で今季はバリバリ活躍して欲しい。

マリオ①：4打数2安打1四球3打点で勝利の立役者に
マリオが額面通り高レベルの活躍を見込めるだろうと言うのはオープン戦で示してくれましたが、早いうちからしっかり結果を出してくれるとホクホク顔になりますね。
ただ対戦相手である横浜の球団運営がマリオのPLであるギャラえんさんなので、こればかりは球団運営の宿命とは言え感情は複雑だろうと思います。自分は(これも後述しますが)稲垣・澤野を含めた先発全員安打の10得点でうちの子の永井を打ち崩し、ギャラえんさんはマリオの活躍で自チームの横浜が敗れたので。まあそういうものなんです。PGBって。

総評・雑感

さすがに今日は責められるところナシ、100点満点…………ではないけど98点はあげていい試合だったのではないでしょうか。毎試合とはいかなくとも3回に2回くらいこういう試合運びが出来れば、球団運営も楽なんですけどね。
2試合終わってまだ本塁打は出ていないですが、パワータイプのいない広島でないものねだりをしていても仕方ありませんから、今日の展開は「無理なく目指せるもの」だと思います。あとはどこまで投手陣と噛み合うか。

うちの子の成績

上野まなみ：9番・捕手でスタメン、9回に守備交代。2打数無安打1犠打

今季初スタメンの上野でしたが、攻守ともに結果を残したとは言い辛い成績になってしまいました。一応4回の第2打席での犠打失策が得点に結びついたのはプラスですが、相手の盗塁企図3回を全て阻止出来なかったのが守備のリズムに影響を与えた部分もこの日あったので、辛いけど受け入れてこの先頑張るしかない。

永井愛梨：先発で5回3奪三振6安打3四球5失点。敗戦投手を記録

先述しましたが、球団運営をやっていると「運営チームが他球団所属のうちの子を負かして勝利を掴む」と言うのはままあります。今日は永井がそうでした。
初回に4安打2四球を集中され4失点は先発としてダメだし、2回の1失点も余計だったので評価は総じて厳しいものになりますが、3回以降は踏ん張ったので次回以降に繋げたいところ。ここでズルズル行くようだと「昨季だけの一発屋か？」となってしまうので、早いけどここが今季一つ目の踏ん張りどころ。

稲垣夏希：6番・指名打者でスタメン。4打数2安打1三振1四球

今日は打点こそありませんでしたが、上々も上々の開幕2連戦でしょう。どうもオープン戦終盤からコツを掴んだみたいです。ドラフト4位からの下克上はこれからだ！

澤野優希：9番・右翼手でスタメン。5打数3安打1三振

なんと猛打賞を記録していました。初回の得点機では三振に倒れたものの、6回第3打席でのセカンド内野安打が中押し点に結びつき、7回第4打席のセンター前ヒットもダメ押し点に。8回第5打席のヒットは得点に結びつかなかったものの、9番でこれだけ打ってくれれば言うことないですね。球団運営としてもPLとしてもすごく嬉しい。