pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年6月19日レギュラーシーズン第22節振り返り

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広島レッドリーブス

連敗ストップ、そしてホームで久々の勝利を届けたい広島は、福岡との2連戦2戦目に山村を先発に立てます。その山村は初回得点圏のピンチを無失点で抑えると、以降も7回まで無失点ピッチングを続けて試合を作ります。
奮起したい打線は2回に、福岡先発の大代を捉えます。この回先頭の地下がツーベースヒットを放ってチャンスメイクすると、そこからベイカー・涼宮の四球で満塁とし、石渡・加賀・稲垣のタイムリーヒットに内野ゴロの間の1点も重ねて4得点を挙げ、勝利のムードを引き寄せます。
打線は3回以降得点を挙げられなかったものの、この日は投手陣が持ちこたえました。山村は8回に野村のタイムリーツーベースヒットで1失点を許したものの8回1失点と上々のピッチングを見せ、9回は関がこちらも天塚にタイムリーヒットを許したもののリードは保って試合終了。逃げ切った形で勝利を収め、連敗をストップさせました。

6月19日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

山村つゆ③:8回1失点の好投で今季2勝目をマーク
8回5安打1失点で文句のつけどころがどこにあろうか。実に見事なピッチングを見せてくれました。…………本当に「先発が好投した試合」が今季パッと思い出せないくらいなので、嬉しいと言うより戸惑いが大きいのは、まあ…………。

石渡明日香②:勝利への口火を切る先制タイムリーヒット
1死満塁のチャンスをしっかりモノに出来るのはえらい。結果的にはこれが4得点に結びついたわけですが、勝った試合でそつなく成果を挙げられるのはポイントが高いですよ。

総評・雑感

勝ち試合は得てして(勝った側から見れば)美しいものですが、あまり「泥臭さを感じない」のは勝ったにしても意外なポイントでした。終盤に福岡打線の反撃に遭ったものの、最少失点ずつて凌ぎ切ってリードを保ったので、まさしく「ナイスゲーム」だったと思います。こういう試合を、今季あと何試合出来るかな。



うちの子の成績

上野まなみ:9番・捕手でスタメン、6回に代打を送られ交代。1打数無安打1犠打

1打数は併殺打なのでともかく、1犠打はとりあえず自分のやれることをしっかりやれた結果だと思います。インサイドワークは…………うーん…………。

永井愛梨:先発で2回1奪三振3安打無失点。勝ち負けつかず

前回登板も3回で降板しましたが、今回は2回で降板。投手陣が厚い横浜だからこそ出来る作戦だし、「とりあえず短いイニングを放ってこい」で結果を出したこと自体は褒めていいと思います。そんな起用を永井が納得出来るかどうかは別問題ですが。

稲垣夏希:2番・指名打者でスタメン。4打数2安打1打点2三振

今日もしっかりマルチヒットに1打点。2三振が「らしくないな」と思い始めるあたりが、既に一端の風格を見せているように思えて来ますね。

澤野優希:6番・右翼手でスタメン。4打数無安打1三振

福岡2連戦はスタメン起用したものの、打撃ではチャンスでの凡退もあり結果を残せず。ただ守備では、8回に追い上げムードを断ち切るファインプレーを見せてくれました。これが澤野を起用する意味よ。

櫻井茉央:登板なし

水野遥奈:登板なし

大下彩希:8回に守備から途中出場。1打数無安打1三振

そう言えば今季唯一の地元広島での試合でしたね。途中出場で、一発が出れば同点の場面で打席に立ったものの、ベテラン関の前に三振を喫しました。
広島主催の福岡戦2試合のうち、1試合は愛媛県出身の野村に合わせて*1必ず松山での試合を組んでいるので、大下が「地元の広島で試合が出来る」のは実質1試合のみなんですよね。悔しいだろうけど、まあ広島は本拠地だからいくらでもチャンスはあるでしょう。

野村友梨奈:1番・右翼手でスタメン。4打数1安打1打点1三振

今日もしっかり1安打。守備でも1個ファインプレーがあったので、また体は動くようになってきたと思います。

大野クリスティーナ:10回に救援登板。1回1奪三振無失点でセーブを記録

速報に大野のイラストがあって「なんだなんだ」と思ったらセーブを記録していたので、ぶっちゃけ「ファーwwwwww」ってなりましたよね。びっくりした。
しかもランナーを出さずに三者凡退ですからね。これはもう手放しで褒めるしかないでしょう。えらい。



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*1:かつてはうちの子でもある赤田みなみの出身地であることに合わせていた