pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年9月4日レギュラーシーズン第40節振り返り

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広島レッドリーブス

シーズン最終戦に連敗ストップと来季への光明を見出したい広島レッドリーブスは、熊本シルフィードをホームのマツダスタジアムに迎えての試合。
しかしこの日も展開は相手ペース。2回に先発の山村が松本にタイムリーヒットを許すと、3回には神宮にもタイムリーヒットを打たれて2失点。山村はその6回2失点で試合を作りますがその間に打線の援護はなく、反対に8回には3番手で登板した七海が3連打を浴びて2失点。リードを4点に広げられてしまいます。
しかし9回裏、先頭の銀がヒットで出塁すると、代走加藤の盗塁と涼宮の四球でチャンスメイク。その後1死満塁から稲垣がタイムリーヒットを放って1点を返すと、続くベイカーが走者一掃のタイムリスリーベースヒットを放って同点に追いつきます。最後は地下の打席で相手バッテリーがパスボールを犯し、ベイカーがホームインして試合終了。まさかのサヨナラ勝ちで、シーズン最終戦を勝利で飾ることとなりました。

9月4日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

アデル・ベイカー④:走者一掃3点打にサヨナラのホームイン
稲垣夏希⑦:反撃の口火を切る技ありのタイムリーヒット
展開的にはぶっちゃけ9回裏以外見るべきものがあまりないので、POTMもまとめて2人。並び順は選手登録順なので他意はないです。ともあれ最終戦に関しては「選ばれるべき選手を選べた」展開だと思います。2人ともシーズンよく頑張ってくれましたよね。

総評・雑感

「それをやれるんなら最初からやれ」って言われて最初からやれるならやってるんですから、リアルではあまり言わないようにしようね。
まあ勝てたので気分が悪いことはないです。ただ来年も多分こんなもんだと思います。4年間どっぷり最下位に沈んだチームの立て直しが困難を極めることは、TBS時代横浜ベイスターズを知れば理解するに十分たると思いますので。
成績まとめが出た段階で広島とうちの子のシーズンまとめをしますが、その時にPOTMの最終集計も行います。でもそんなに楽しみにしなくていいです。だって11勝しかしてねえもの。



うちの子の成績

上野まなみ:8回に守備から途中出場。1打数無安打

マスクを被った3イニングは無失点、打席でもファインプレーに阻まれはしたものの外野まで飛ばせました。
札幌はマ・リーグ1位チームとしてプレーオフに出場するので、献身的な活躍を期待します。

永井愛梨:8回に救援登板。1回1奪三振無安打無失点でホールドを記録

シーズン序盤はあれだけダダ崩れだった永井も、終わって見れば防御率3点台中盤でフィニッシュ。後半は白星も1つ挙げたし、よく立て直せたなと思います。個人的には「一般人」扱いして憚らない永井ですけど、光明が見えた気はします。来季が楽しみですね。
横浜はマ・リーグ2位でプレーオフに臨みますが、永井に与えられる役割はそんなに多くないと思います。さすがに他にいい投手がいるのに賭ける意味がない。スクランブルで出番があればどうかな、ってくらい。

稲垣夏希:2番・指名打者でスタメン。5打数2安打1打点1三振

終戦マルチヒットを記録してくれてよかったです。高卒ルーキーでのタイトルホルダーは叶いませんでしたが、手計算ながら打率.352は立派も立派。
恐らく首位打者になったであろう熊本・右川とは1厘差のはずなので、終盤失速しながらもよく食らいついたと思います。…………首位打者争いはこれまで横浜・宮島を意識していたんですが、最後の最後に出し抜いたのは多分右川じゃないだろうか(投稿時には最終節の成績が出ていないので推測)。右川はシーズン最終打席でヒットを打ったことで手繰り寄せたことになるんですが、だと知れば違った悔しさが出て来ますね。

澤野優希:9番・右翼手でスタメン。4打数2安打1三振

澤野も最終戦マルチヒット規定打席には10打席ほど足りませんでしたが、これは来季への宿題としましょう。
シーズンまとめでも触れると思いますが、澤野のキャリアハイは間違いなく今季です。調子の乱高下が激しい分が規定打席未達という結果を生んだんですけど、でも我が子ながらポテンシャルも感じた3年目でした。

櫻井茉央:登板なし

繰り返しますが、シーズン成績のまとめはその時に。
名古屋はシ・リーグ2位でプレーオフに臨みますが、櫻井の出番は…………いやないだろ……………。あっても困る。主に自分の反応が。

水野遥奈:登板なし

水野の大阪はシ・リーグ1位でプレーオフに出場。最多セーブのタイトルは終盤で福岡・清水に一気に捲られましたが、守護神として臨むプレーオフになります。
あとスペースで言ったし隠すものでもないのでここで明言しますが、水野は今シーズン限りで大阪を退団して海外に挑戦します。有終の美を飾れるでしょうか。

大下彩希:出場なし

野村友梨奈:1番・右翼手でスタメン。3打数1安打1三振2四球

終戦も仕事を果たした野村は、恐らくこれで首位打者と最高出塁率のタイトルを獲れたと思います。打率2位につけていた名古屋・小喬が4打数3安打の固め打ちだったので、実はかなり危なかった。

大野クリスティーナ:登板なし




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