pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ(仮)

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年オープン戦の広島RL & うちの子成績振り返り

タイトル通りです。
PGBは交流企画ですし創作として振り返るのが筋だとは思うんですけど、メタ的な視点でのそれはそれとしてやっておきたいので、ブログと言う媒体をやっていることですからここで(も)やります。

大まかには、広島レッドリーブス全体とうちの子の2本立て。ただ後者はともかく前者はあまりキツイことを(ここでも)言えないので、そこはご了承ください。言ったところであまり益もないのでね…………。

 

広島レッドリーブス

投手

先発起用した5人のうち、1試合先発の馴馬は7回無失点、大葉は6回2失点、小野は6回無失点と「合格」のピッチング。実績的に小野はシーズンでもエースとして働いてくれるでしょう。馴馬もまとめてくれるはずです。大葉は2年目で実績作りはこれからですが、このペースでいければ2勝、3勝は行ってくれると思います。
2試合先発の竹中は5回4失点と7回3失点(自責点2)、山村は6回無失点と5回7失点(自責点6)。2試合で2人とも良い結果と悪い結果を引いたので判断は難しいですが、こればかりはなんとか良い結果を引いてくれるように祈るしかないかも。特にスタミナの高い竹中はとにかくイニングを食ってくれれば、役割は果たしたことになりますから。

反対に救援陣は相当に不安。守護神候補に名乗りを上げたルクレツィアは3試合を無失点で抑えてくれましたが、それ以外の投手で無失点で終えたリリーバーはいませんでした。
それでも七海は、被本塁打が1本あったもののそれ以外は抑えて2.2回1失点。シート投稿が遅れた関係で1試合のみの登板だった関は、回またぎを任せて2回1失点。この辺りはシーズンでもそこまで大崩れしないだろうと思います。それと日向が七海と同じく2.2回1失点なので、この辺りで勝ちパターンを担ってもらうことになるはずです。
その他、七川は実績があるので復調を期待。小椋は悪い目を引き続けてしまった感がありますが、シーズンでは落ち着いてくれるはず。アイシャは…………重用はしないです。色々と。

野手

チーム全体として「長打力不足」を感じていたんですが、これは本塁打長打率が8チーム中最下位の数字に終わったことで証明されてしまいました。なので打線の運用としては「とにかく出塁し、機動力でかき回して泥臭く1点を取りに行く」スタイルを求められると思います。

その長打力をある程度期待出来て、かつ打率も両立してくれたのがオープン戦首位打者にもなったマリオ。打率.435に1本塁打、OPS1.065をマークして、最高のアピールを見せてくれました。このマリオをどの打順に置くかが、ひとつ勝敗のカギを握りそうです。
さらに好成績を残したのはベイカーと加藤の二遊間。この2人は機動力も期待出来る選手なので、(加藤は執筆時点で正規キャラシートが出ていないのが最大の懸念点ですけど)軸として期待したいところ。そして銀はホームランも出ましたし、ファーストを銀で固定出来れば力強い。
アピールをしてくれたと言う点では石渡もそうで、5試合に出場し打率.278に3打点。選手としてはこれからなんですが、まずは十分なアピールをしてくれました。

その他、涼宮は編成上の都合もあって正捕手として起用することになりますが、打撃成績は手放しで……とは言えないものの、盗塁阻止率.667は立派。うちの子なので後述しますが、稲垣と澤野は起用によって最大限に能力を引き出せる目途は立ったと思います。
反対に昨季活躍した地下が不振だったのが不安材料で、打撃が武器の中桐もアピールし切れなかったのは懸念点。
加賀、成宮は守備も武器となるので打撃成績による不安はあまりないですが、その点で言えば打撃でアピールしなければいけない雅楽川が結果を残せていないのは頭の痛いところです。俊足の陽は代走として使いどころがいくらでもあるので潰しは利くんですけどね…………。



うちの子

札幌・上野まなみ:7試合 打率.333(12-4) 0本塁打0打点 0盗塁 OPS.667

概ねアピールはしてくれたと思います。捕手として投手を上手くリードした試合も多かったですし、打撃もまずまず。つつけば懸念点がないわけでもないですが、この調子を保ってくれるなら札幌は安泰なはずです。同リーグの敵チームとしては頭が痛いけれども。

横浜・永井愛梨:1登板 0勝0敗0S0H 6.0投球回6奪三振 防御率1.50

今季横浜が大量15人の投手陣を擁する中で、先発候補としてまずアピールをしてくれました。
横浜の先発陣は八名瀬と秋田が実績も能力も頭一つ抜けている中で、その脇を固めるメンツはオープン戦で試したんだろうなと推測します。1試合の結果のみを無邪気にアピールするのも違うんですが、まずは好発進出来たかなと思います。

広島・稲垣夏希:7試合 打率.267(15-4) 0本塁打1打点 0盗塁 OPS.686

オープン戦の前半はなかなかヒットが出ずやきもきしたんですが、終わって見ればまずまずの成績に。広島は指名打者専任の選手がいないので、そこに収まってくれればひとつ楽にチーム運営が出来るんですが、果たしてどこまで結果を出せるのか…………?

広島・澤野優希:7試合 打率.235(17-4) 0本塁打3打点 1盗塁 OPS.669

打点を挙げたりファインプレーを見せたりして活躍した試合もあれば、失策やら肝心な場面での盗塁失敗やらでチームを窮地に陥れる試合もあったり。まあキャラ通り落ち着きがなくて内心ほくそ笑んでいますが、球団運営としてはもうちと丸くなってくれないと起用し辛くて仕方ない(笑)。良くも悪くも「ファンタジスタ」です。

名古屋・櫻井茉央:3登板 1勝1敗0S0H 6.0投球回1奪三振 防御率6.00

序盤の救援2登板は3本塁打を浴びるなど、1イニングの間に4失点を喫して「あーやっぱりまだ通用しやんよなぁ」と思っていたんですが、最終戦でまさかの5回無失点勝利投手。ウィンターリーグでも球威の軽さを突かれて一発長打を浴びるシーンがあれば、反対に打たせて取るピッチングを展開したこともあったので、こればかりはシーズンでもどうなるか。個人的に、今季一番創作をやらねばいけないキャラだと思います。

大阪・水野遥奈:4登板 0勝0敗4S0H 4.0投球回3奪三振 防御率4.50

今季も守護神として起用してもらえそうです。1回大劇場をかましたので防御率は4.50ですが、それ以外の3登板は問題なかったので大丈夫でしょう。

福岡・大下彩希:6試合 打率.091(11-1) 0本塁打1打点 0盗塁 OPS.174

オープン戦で一番ヤバかったのがこの大下です。真面目にどうしよう。
福岡が今季捕手5人登録で、そのうちHARUMIは実質指名打者専任。サブポジを持つ小山内がサードや外野手で起用されたり、大下もファーストでのスタメンが多くありました。スタメンマスクとしては恐らく小山内や比嘉との競争になるんだと思いますが(たぶん斉藤は今季も抑え捕手)、打撃能力が一番高い大下がこの成績ではちょっと…………。三振は1個と多いわけではないので、それがまたなんとも。

福岡・野村友梨奈:7試合 打率.238(21-5) 0本塁打0打点 0盗塁 OPS.670

終盤にヒットが出なかったのでこの成績ではありますが、5四球を選んで出塁率.385はさすがの一言。膝を痛めた影響で機動力に期待は出来なくなりましたが、コンスタントに出塁が出来るのはそれだけで強みなので、あとはヒットも出せるかどうか。

東京・大野クリスティーナ:3登板 0勝0敗0S0H 7.0投球回4奪三振 防御率2.57

自責点2に対して失点6なので、「稚拙な守備に振り回された」のがオープン戦を通しての評価になるんでしょうかね。先発した試合がそうだったんですけど、でも防御率2.57の額面だけ見れば「思ったよりええやん」となったのが自分でも意外です。まあ与四死球が6個と球が取っ散らかってるのが、相変わらずの課題なんですがね。



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