pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年6月30日レギュラーシーズン第25節振り返り

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広島レッドリーブス

東北は秋田県、秋田こまちスタジアムにシ・リーグ首位の東京フレイズを迎えてのホーム2連戦。
先発のマウンドを託された大葉は2回、四球を2つ与えた直後に草薙へ3ランホームランを浴びて先制を許し、4回にも同じく草薙にタイムリーヒットを許して4失点と苦しいピッチング。それでも6回を投げ切る粘りを見せ、味方の援護を待ちます。
奮起したい打線は3回、陽のヒット・盗塁と稲垣の連打でチャンスメイクするとマリオのタイムリーヒットで1点を返し、さらに地下の3ランホームランで逆転に成功。追い付かれた直後の4回には野手選択の間に勝ち越しの1点を挙げ、リードを守ります。7回には地元凱旋となった銀の2本目のヒットが涼宮の2ランホームランに繋がり、リードを3点に広げました。
救援は7回にアイシャがピンチを作りながら無失点で抑え、8回からは関が登板。その8回に草薙へこの日2本目となるホームランを浴びたものの失点はこの1点に抑え、最終回もヒットは許したものの後続を断ってゲームセット。投打に粘りを見せた広島が連敗を止め、先発の大葉はシーズン2勝目を挙げました。

6月30日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

奈緒②:回跨ぎも期待に応える3セーブ目
投手は関。抑えが8回から投げるのは昭和のやり方なんですけど、でも今の救援陣を考えたら「勝つ確率を高める起用法」はこれしか思いつかなかった…………。いわば無茶振りなんですが、応えてくれた関はさすがです。

涼宮彩生③:勝利の可能性を高める追撃の2ランホームラン
この試合の決勝点は野手選択なんですが、さすがにそれではPOTYに選ぼうかとはならない。となると試合のキーになったワンプレーは何だったかと言うと、リードを1点から3点に押し広げた涼宮の2ランホームランでしょうね。候補としては地下もあるんですが、地下はもう5回選んでいるので…………(それでいいのか?)。

総評・雑感

今日は「試合巧者」の勝ち方が出来たかなと思います。広島に3ランと2ランが出て、その隙間を野手選択とタイムリーヒットで埋めての7点は相当頑張ってくれました。
大葉→アイシャ→関と継投した投手陣は満額回答と言うわけではなかったものの、やれるだけのことはやってくれたでしょう。どんな形であれ「勝つこと」がスポーツでは薬となるので、ね。



うちの子の成績

上野まなみ:9回に守備から途中出場。打席には立たず

守備1イニングなので特段言うことはなし。ただスタメンの出場機会は減って来ましたよね。しゃーないけど。

永井愛梨:登板なし

稲垣夏希:2番・指名打者でスタメン。5打数2安打1三振

マルチヒットを記録出来れば十分でしょう。欲を言えば打点チャンスもあったので1点でも挙げたかったところですが、そもそも稲垣に求める役割がチャンスメイクなのを考えたら十分でしょう。この調子でがんばろう。

澤野優希:8回に守備から途中出場。打席には立たず

こちらも言うことなし。守備機会はあったけど、まあ普通にヒットの範疇だと思うので。

櫻井茉央:7回に救援登板。2回3奪三振3安打1本塁打1失点で勝ち負けつかず

展開としては9点リードで気楽な場面だったと思うので、そこだったら櫻井でもと言う判断は至極妥当だと思います。不安定は不安定でしたが四球は出さず、リーグきっての強打者である札幌・礒江へは完璧なボールで三振を奪ったので、失点こそしたものの自信にはしていいんじゃないかなと。

水野遥奈:9回に救援登板。1回1奪三振無安打無失点でセーブを記録

下位打線からとは言え、しっかり三者凡退で今季8セーブ目。リードが1点だからいつもよりは締めてかかったでしょうが、ともかく圧巻です。

大下彩希:8回に代打から出場。1打数1安打

今日は代打で1安打。久しぶりにヒットが出たので、本人もホッとしているのではないでしょうか。あとファースト天塚の代打でその後の守備交代がないので、地味に経験の少ないファーストでの守備機会もありましたね。エラーがなかったので、それも良かった。

野村友梨奈:1番・右翼手でスタメン。3打数1安打2四球1盗塁

5打席で3出塁なので、1番打者としての仕事はしっかり出来ました。盗塁企図3回で成功1回失敗2回は…………うん。

大野クリスティーナ:登板なし




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