pixiv女子プロ野球のコメンタリー・アーカイブブログ

2012年にスタートしたpixiv交流企画「pixiv女子プロ野球」について語っていくブログとなります。質問等あれば、コメントを頂ければ幸いです。

2024年5月26日レギュラーシーズン第15節振り返り

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広島レッドリーブス

連敗ストップへ、前期交流戦を終えリーグ戦が再開した最初のカードはホームでの横浜アクアマリンズ戦。
先発のマウンドに立ったのは、救援要員の日向。今季はここまで本領を発揮出来ていませんでしたが、初回は二死満塁のピンチを招きながら無失点に抑え、2回は併殺も絡んで3人でイニングを終えます。3回に立花の3ランホームランを含む4連打を喫し3点を失ってイニング途中での降板となりましたが、スクランブルで足跡を残します。
打線は初回、一死二・三塁からマリオが犠飛を放って先制。3失点で逆転された直後の3回裏には地下にソロホームランが飛び出して1点差に詰め寄り、4回には涼宮にもソロホームランが出て同点に追いつきます。
広島は2番手のアイシャが4回までを投げ切り、5回からは本来先発投手である小野が登板。横浜打線を相手に4イニングを投げて無失点に抑え、試合を接戦に持ち込みます。しかし打線は5回以降、横浜投手陣から得点を挙げられず。9回は守備でルクレツィアがピンチを招きながら無失点に抑えサヨナラへのムードを作りますが、裏の攻撃で二死満塁と攻め込みながら加藤が凡退します。
すると延長10回、5番手の七海が一死から山口にヒットを許し、成岡のバントでピンチを迎えたところで笹田に痛恨の勝ち越しタイムリーヒットを献上。裏の攻撃では横浜の守護神矢作に三者凡退を喫した広島はこれで3連敗、借金が今季最多の9に膨れ上がってしまいました。

5月26日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ

涼宮彩生②:一時同点に追いつく2号ソロホームラン
今日は具体的には先制犠飛のマリオ、ソロホームランを放った地下と4回無失点の小野の4人で迷いました。ただ小野はやっぱり先発して勝利投手になってから選びたいので、今回は同点本塁打の涼宮で。

総評・雑感

先発ローテーションだけで言えば本来なら大葉が登板予定だったわけですが、先発ローテーション再編を睨んで今日は日向を持ってきました。伏せたほうがいい事柄もあるので全てを感想戦として言及も出来ませんが、横浜がエースの八名瀬を持って来ると「まあ万に一つも勝てる力は今の広島にないだろう」と。勝てるチャンスのある大葉をそこで登板(=消費)させたくなかったので、まあそう言うことです。
継投としては日向がダメなら最初から撤退戦になるし、勝ち目があるならある程度イニングを稼いでから関とアイシャを投入、そして小野に勝利投手を付けることを第一義として作戦指示を送りました。結果的には打線の粘りもあって狙い通りになってくれたので、個人的には高い満足感があります。が、接戦を演じての惜敗はやはり悔しいですね。ロングリリーフを担える一角の関を温存出来たのも、この展開となった試合の収穫点ではあります。
打線はその八名瀬が来ると踏んで、対左投手打率が高い選手を起用。ただそれがハマったのかどうかは…………分からん。まあ強敵と踏んでいた八名瀬から3点をもぎ取ったので、間違ったことはしていないと思いますが…………。



うちの子の成績

上野まなみ:7回に守備から途中出場。1打数無安打1三振

打撃への期待度が、だんだん中日・加藤匠馬並みの扱いになって来そうな気がしています。これでインサイドワークでも熊本打線をゼロに封じていれば良かったんですが、ソロホームランを許しているのでそこも評価出来ない点。

永井愛梨:登板なし

稲垣夏希:出場なし

澤野優希:7番・右翼手でスタメン、9回に代打を送られ交代。3打数無安打

対左投手打率の高い澤野をスタメンに起用し、ヒット性の当たりは放ったもののファインプレーに阻まれたのが二度。一打負け越しのピンチでファインプレーを見せたのもありますし、球団運営としての狙いも澤野自体のアプローチも間違ってはいないんですが、それだけに歯がゆい試合でしたね。

櫻井茉央:登板なし

水野遥奈:9回に救援登板。1回無安打無失点でセーブを記録

宮島誠へNormalツーシームをサードフライにし、続く碓氷をNormalストレートで好守にも助けられて2アウト。最後は御神をPerfectのストレートでセンターライナー。劇場とまでは行かなくともエンターテイナーだなぁ。

大下彩希:9番・捕手でスタメン。3打数無安打

大下も1回ファインプレーに安打性の当たりを阻まれています。インサイドワークも上手くは行かなかったかなと言う印象ですが、盗塁阻止を1回記録しているのは立派。何気に初めてフルイニングで出場した気もするし、良くないなりに何かを掴んでくれていればいいのかな?

野村友梨奈:1番・右翼手でスタメン。3打数無安打1四球

とりあえず四球を選んで出塁はしましたが、三振こそなけれど安打はなし。打率が3割を切りましたが、そんな日もある。
ちなみに今日の1四球で通算164個目。歴代記録を持つ元熊本・武雷まであと2個です。あとはいつ記録に並んで、更新するか。

大野クリスティーナ:登板なし




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